2006年07月31日

藤村酒造(株)

 大峰山の帰り、下市町の藤村酒造に立ち寄りました。

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市町は古い宿場町。蔵のたたずまいも当時を物語っています。山と川に挟まれた狭い町。町屋は連棟。境目に立ち上がる、うだつが目を引きます。

 訪問時、社長自ら対応して頂きました。

こちらは、天川村の名水百選名水ごろごろ水を仕込み水に使っています。

 何とか特徴のある酒を造るため、ごろごろ水をわざわざ運んで来て使っています。その縁で、ゴロゴロ水の販売会社「(株)名水の里」の社長も兼務されています。

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 純米酒 万代老松

 立香は甘い香。口に含むと、びっくりexclamation×2甘くてワインを思わせる口当たり。黙って出されれば、日本酒と分からない人も居るかも知れません。

 辛口でキレも良くとは、昨今の流れですが、この酒は正反対。
日本酒度は+3ですが、かなり甘く感じます。口に含むと強烈な甘い香に口中を占領されます。やや粘りのある舌触りは喉を過ぎても、その香を残します。この酒は評価を分けるでしょう。

 でも私は大好きです。淡麗辛口が主流の昨今。味のバリエーションとして是非お薦めしたい一本です。

 ただその味故、アテには困ります。別の辛口の酒と交互に飲み比べても面白いかも知れません。

 純米酒万代老松

日本酒度 +3 アルコール度 14〜15%
posted by 真心職人 at 19:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 地酒 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月23日

老松酒造(有)

 ここ老松酒造は但馬地方、山崎の地。前回ご紹介した山陽盃酒造の筋向いに有ります。

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 表玄関こそ現代風ですが、昔の街道に面した構え。中に入ると酒蔵の雰囲気が漂っています。

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 太い梁が歴史を物語っています。この辺りも時代の流れ、廃業した蔵もあるそうです。

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 仕込みも終わり、タンクの中では静かに熟成を待っています。

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純米の手頃な価格はこれ一本でした。

 立香は強烈なナッツ臭です。まるで古酒を思わせるこの香は、クセがあります。含み香も古酒の趣がある反面、喉元過ぎるとあっさりさ消えます。

 ただ、個人的には古酒の熟成感は、余り好きではありません。
 
 ところが室温に近づくにつれ、強烈なナッツ臭が、穏やかな香に変化していきます。同時にやや甘く感じた味も辛味と共にキレも良くなって来ました。

 食中酒として、味の濃いものとの相性は抜群でしょう。冷やすより、断然室温かぬる燗がお薦めです。

 老松 純米酒 

精米歩合 不明  日本酒度 +2 アルコール度 16〜17%
 
posted by 真心職人 at 17:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 地酒 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月04日

山陽盃酒造(株)

 毎年恒例の氷ノ山へのすずのこ狩り

 その帰りに、山崎の地にある酒蔵二軒に立ち寄りました。

 今回は、その内の一軒、山陽盃酒造。

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 表通りに面した工場は大きな構えですが、裏通りに面した所は、昔の面影を残しています。

 この蔵は鉱山跡の坑道を利用して、熟成貯蔵しています。

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 純米酒    播州一献  

 立香は爽やか。淡麗辛口系です。特に印象に残る味ではありませんが、嫌味のないスタンダードな印象です。

 70%精米の普通酒にしては、雑味のないあっさりとした飲み口です。

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 酒の肴はもちろんすずのこ根曲がり竹の筍です。
湯がいたものをマヨネーズでいただきます。

 さっぱりとした酸味が、スズノコの甘さを引き出します。食中酒として素材の持ち味を引き出す魅力が、この酒にはあります。

 純米酒 播州一献 

アルコール度 15〜16%  精米歩合 70%
posted by 真心職人 at 18:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 地酒 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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